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誠にありがとうございます。
株式会社近江建設代表の新保一広です。

 

幼い頃の私の家は、古い旅館を長屋にした六畳一間。
隣の家族と間仕切り襖1枚の生活を送り、冬は寒く、夏は暑い。
そんな暮らしが当たり前でした。

いつか一戸建ての家を自分で作る、
というのが夢だったのを記憶しています。

 

中学校を出て定時制の学校に通いながら、
日中は大工として働き始めました。

私の時代に定時制の学校に通う人は少なく、
人目を気にしながら大工仕事をしたことを今でも覚えています。

 

日中は大工として働き始めた

 

私はそれまで学んできた宮大工の技術を、
山形の皆さまのより良い家づくりのために役立てたい。
その想いで一念発起し、建設会社を設立しました。

 

商売において、売り手と買い手が満足するのは当然のこと。
社会に貢献できてこそよい商売といえる。

 

近江商人の根幹であるこの考え方を理念として
「近江建設」と名付けました。
それと同時に、長年の夢であったマイホームを建てて、
それをモデルハウスの代わりとしました。

何もない私が世間の皆さまから認めてもらうためには、
自分の腕一本で建てた家を見てもらうことしか出来ませんでした。

 

自分の腕一本で建てた家を見てもらうことしか出来なかった

 

ある日、私はこんな言葉に出会います。

 

住宅は人の生活、人格の形成に大きな影響を与えるものであり、
お客様にとって人生最大の買い物。
人の命を預かる医療を聖業と呼ぶなら、
お客様と生涯にわたってお付き合いさせていただく建設業も
聖業と呼ぶにふさわしい職業。

 

私は感銘を受けました。
私たちの仕事は、お客様が生涯住まわれる
大切な家づくりを託されるものですから
お客様が本当に良い家づくりが出来たと
満足されるものでなければなりません。

この考え方は、今日の近江建設グループの哲学となり、
事業活動のバックボーンとなっています。

 

住宅は人間が生きていくうえで必要不可欠であり、
また、人生に大きな影響も与えます。
それは家の値段や大きさではありません。
「住まいが創る幸せ」がそこにあるからです。

「住まいが創る幸せ」があるからこそ、
私たちはより真摯に家づくりに取り組めます。
今よりも幸せな暮らしをカタチに変えるお手伝いをする。

 

居心地のいい家、安らげる家を少しでも多くのお客様に届けるために、
私は住まいを作り続けます。

株式会社近江建設 代表取締役

新保 一広