私たちの想い
この度は弊社のホームページに目をとめていただき、
誠にありがとうございます。
株式会社近江建設代表の新保一広です。
幼い頃の私の家は、古い旅館を長屋にした六畳一間。
隣の家族と間仕切り襖1枚の生活を送り、冬は寒く、夏は暑い。
そんな暮らしが当たり前でした。
いつか一戸建ての家を自分で作る、
というのが夢だったのを記憶しています。
中学校を出て定時制の学校に通いながら、
日中は大工として働き始めました。
私の時代に定時制の学校に通う人は少なく、
人目を気にしながら大工仕事をしたことを今でも覚えています。
![日中は大工として働き始めた](https://lh-oumi.co.jp/main/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
私はそれまで学んできた宮大工の技術を、
山形の皆さまのより良い家づくりのために役立てたい。
その想いで一念発起し、建設会社を設立しました。
商売において、売り手と買い手が満足するのは当然のこと。
社会に貢献できてこそよい商売といえる。
近江商人の根幹であるこの考え方を理念として
「近江建設」と名付けました。
それと同時に、長年の夢であったマイホームを建てて、
それをモデルハウスの代わりとしました。
何もない私が世間の皆さまから認めてもらうためには、
自分の腕一本で建てた家を見てもらうことしか出来ませんでした。
![自分の腕一本で建てた家を見てもらうことしか出来なかった](https://lh-oumi.co.jp/main/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ある日、私はこんな言葉に出会います。
住宅は人の生活、人格の形成に大きな影響を与えるものであり、
お客様にとって人生最大の買い物。
人の命を預かる医療を聖業と呼ぶなら、
お客様と生涯にわたってお付き合いさせていただく建設業も
聖業と呼ぶにふさわしい職業。
私は感銘を受けました。
私たちの仕事は、お客様が生涯住まわれる
大切な家づくりを託されるものですから
お客様が本当に良い家づくりが出来たと
満足されるものでなければなりません。
この考え方は、今日の近江建設グループの哲学となり、
事業活動のバックボーンとなっています。
住宅は人間が生きていくうえで必要不可欠であり、
また、人生に大きな影響も与えます。
それは家の値段や大きさではありません。
「住まいが創る幸せ」がそこにあるからです。
「住まいが創る幸せ」があるからこそ、
私たちはより真摯に家づくりに取り組めます。
今よりも幸せな暮らしをカタチに変えるお手伝いをする。
居心地のいい家、安らげる家を少しでも多くのお客様に届けるために、
私は住まいを作り続けます。
株式会社近江建設 代表取締役
新保 一広